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八代少年ラグビースクール
「どろんこクラブ」創立35周年にあたって
学年別、指導者 写真_200116_0008.jpg
 校長 豊暉原 智声
 1984年、八代地区のラグビーを熱愛する諸先輩方の尽力により、青少年の健全育成を目標とした八代少年ラグビースクールが開校しました。当時は、高校・大学・社会人のそれぞれラグビーが盛り上がってきた時期でもあります。松任谷由実の名曲「ノーサイド」が発売されたり、翌年85年には「スクールウォーズ」がテレビ放送開始されたりと、ラグビーに胸熱くさせられた時代であったともいえます。
 そして35周年を迎える2019年は、ワールドカップが日本で開催されました。全国にラグビーの魅力が発信されたことは、八代地区のラグビー底辺拡大にとっても絶好の好機であります。すでにここ数か月で「ラグビーをやってみたい。」というスクール生の数は急増し、40名に達したところです。
 八代少年ラグビースクールの誓いとして、「忍耐・協同・礼儀」が掲げられています。具体的には「我慢強くがんばる・お互い助け合う・お互いを大切にする」ということです。いわるゆ「ノーサイドの精神」につながるものであります。開校当時からのこの誓いを守り、私たちは、子どもたちがラグビーボールに触れ、ラグビー競技を楽しむことで、健全な心と逞しい体は必ず育つものと信じて指導を続けてまいりました。また、普段は違う学校に通い、年齢も様々な子どもたちが河川敷に集い、縦と横の絆を深めていることも、社会性の育成には少なからず貢献できているものと感じています。
 子育て世代の皆様に、このような八代少年ラグビースクールの理念にご賛同いただき、ラグビーのよさ、楽しさに子どもたちが触れる機会をつくっていただきたいと願っておりますし、私たちも普及活動に力を入れていきたいと考えております。
 今後とも、多くの皆様のご協力とご鞭撻をお願いいたします。
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